Hokkaido Tohoku Juggling Contest
審査について
■審査項目と審査基準について
審査・採点は難易度・演技構成・完成度を審査項目とする。
配点は
・難易度(30点)
・演技構成(35点)
・完成度(35点)
とする。 以下、審査基準である。
・難易度
ジャグリングする物体やその数、ジャグリングのスピード、投げ方、キャッチの仕方などを元に技の難易度を評価し、それら技の技数やバリエーション、技から技への移行する流れも評価の対象とする。完成度との重複を避けるため、ミス(ドロップも含む)は難易度には影響しないものの、技がミス等で成功しなければ評価は乏しいものとなる。また,ジャグリング以外の技術、例えば楽器の演奏やアクロバット等は単体では難易度には考慮しないが,それがジャグリングと組み合わされジャグリングの難易度が上がるときは評価の対象とする。
・演技構成
ルーティンの流れ、ステージの演出、音楽との調和、衣装やキャラクター、使う道具やセット、演技の芸術性により評価される。観客を盛り上げる演出など、ジャグリングに関係のない技術もそれが全体的な演出を引き立てるものであれば評価の対象とする。
また、本項目は独自の要素があれば加点の対象とする。選択した音楽をどのように受け止め表現するか、自分で生み出した技があるか、自分のキャラクターをいかに演じるかなど、自分の特性(感性、性格、好みなど)を十分に生かした演技を期待している。
・完成度
演者がどれほどルーティンを上手く行うことができたかを評価する。ミスがあれば減点の対象とする。ジャグリングのフォームや体の動かし方、安定感、スイング系道具(メテオ、ポイ、スタッフ)であれば軌道も評価の対象とする。
■審査方法
審査員は難易度、演技構成、完成度の3つをそれぞれ1~100点までの100点満点で評価する。
審査点=難易度点×0.3+演技構成点×0.35+完成度点×0.35
で審査点を与える。
順位の付け方は順位得点制をとる。審査員ごとに審査点の高い順に点数(注1)を与え、それを審査員ごとの演者に対する得点とする。他の審査員の得点を足し合わせてその演者の総得点とする.この総得点により順位をつける。
注1:nを演者人数とすると1位n点、2位n-1点、3位n-2……と言った形で得点を与える。
順位の付け方の例:
■審査結果の公表について
各演者の総得点と、その内訳である審査点数(難易度点、演技構成点、完成度点)を大会後に公表する。
また上記の他に観客賞・審査員特別賞を授与する。
■観客賞について
もう少しお待ちください
■審査員特別票について
審査員特別賞は部門問わず入賞には及ばないものの、審査員で話し合い心に残った一名(一組)に特別賞を与えるものである。賞の形式上、該当者なしという可能性もある。